福祉住宅にも対応します！

本日ご相談に見えられたのは車椅子の初老のお客様です。

ご予約のお電話をいただいた時から、いつもにましてお役にたちたい！
とウラベは思っておりました。

今回、息子夫婦と一緒に住めるお家を新築したい　とのことです。
車椅子でいらっしゃるので、バリアフリーは基本
更に生活しやすく導線を工夫する必要があり
細かいところでは、車椅子が当たっても大丈夫な壁の材質・・とか
などなど、いろいろと課題点が見えてきます。

そして、お客様の最大の要望は木の香りがする
無垢材、自然素材に囲まれたお家　ということです。

この要望条件をいかに予算内に押さえ、実現するかが今回の課題です。

こんなとき余分なコストはかけない選択肢を模索することも出来ます。

例えば、大工（職人）さんで運営している施工専門工務店に直接依頼する
という方法。こうすれば、極限までコストは抑えられます。

そして、設計設備などの不安点はその分野に長けた専門家に依頼していく
例えば、手すりの会　の中山さん

中山さんは、アビテ建築家ページでも福祉住宅の例として取り上げています。

このお宅ではバリアフリーは勿論、体温調整が出来ない被介護者に対し
年中安定した温熱環境を実現するシステムなども取り入れてありました。

どんな要望でもそれを実現する為の方法ってあるはずです。

まして、今回のお客様で言えば、車椅子で自ら相談に来られています。
そんな方の期待に応えないわけがいかない　と思うんです。

人それぞれの家づくりの思いがあると思います。

それに対して、どうか妥協だけはしないで進めていただきたい。

どんな手、どんな方法でもあります。

諦めさえしなければ(^_^)